〔2009/5/7〕レッドハット、オープンソースソフトウエア需要に対応するコールセンターを開設

 レッドハットは、同社の包括的なオープンソースソフトウェア(OSS)製品群に関する問い合わせと、サブスクリプションの更新情報を案内するコールセンター「セールスオペレーションセンター(SOC)」を開設した。
レッドハットが展開するサブスクリプション形式による製品・サービスの提供は、ライセンス購入に比べてイニシャルコストが小さいというメリットもあり、売上げを順調に伸ばしているがその反面、更新時期の失念による失効などという固有の問題もあり、定点的な管理と購入時期による個別のフォローが望まれていた。またLinux OSに加え、JBoss/SOAミドルウエア、Red Hat Networkマネージメントソフトウェア、仮想化ソリューションなどのOSS製品群の導入を検討している顧客から、これら製品の価値・価格情報やクラウド・SaaS対応の製品・サービス情報なども、タイムリーに提供してほしいと望む声も増えているという。
それらの要望に応えるため、レッドハットは、製品やサービスへの一層の理解と市場の拡大、加えてサブスクリプションビジネスの理解の浸透を目的とし、このたびセールスオペレーションセンターを立ち上げた。SOCが従来のレッドハットの問い合わせ窓口と違うのは、新製品情報提供と既存製品のサブスクリプション管理を組み合わせることで、サブスクリプションの失効を防ぎながら適宜、さまざまな顧客の要望にあった情報を一元的に提供できる点。更新管理のトレーニングをも積んだアドバイザ-はサブスクリプションのあらゆる問い合わせに対応する。さらには社内の関連部署と密に連携することで適切なパートナーや必要に応じてエンジニアの紹介を行う、いわゆるコンシェルジュの機能を強化している。加えてサブスクリプションの種類にあわせたキャンペーンや新しいコンテンツ情報の提供を同時に行う。SOCの電話番号は0120-266-086(携帯からは03-5798-8510)。サービス時間は、平日の9時30分~18時。メールアドレスは
sales-jp@redhat.com


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