〔2014/5/22〕エイジア、データベース作成システムを6月に提供開始
エイジアは、メールマーケティングシステムやWebアンケートシステムと連動したデータベースを作成できる新サービス「WEBCAS DB creator」の提供を今年6月に開始する。
同社は、毎時300万通の高速配信を実現するメール配信システム「WEBCAS e-mail」に加え、高機能アンケートシステム「WEBCAS formulator」をラインナップに抱えるCRMシステム「WEBCAS」シリーズの開発・販売を主な事業としている。WEBCAS e-mailおよびWEBCAS formulatorは、複数のデータベースに連携し、顧客1人ひとりのニーズに合ったコミュニケーションを実現する。膨大な手間とコストがかかるデータベース統合の必要なく、きめ細かいコミュニケーションが行えることから、大手企業を中心とした多数企業に導されている。従来、WEBCASとデータベースの連携・構築には、データベースやネットワークの知識を有する同社技術コンサルティングスタッフが導入支援を行うことで、各企業の要件に合わせた安全・安心な環境構築を実現し、評価を得てきた。その一方で同社は、各種マーケティング施策を迅速に実行するために「データベース構築、項目変更までを、ユーザー企業担当者自身で行えるようにしたい」という要望も数多く受けしていた。
今回同社は、上記の要望に応えるため、メール配信システム・アンケートシステムと連動したデータベースを管理画面上で構築できる、データベース作成システム「WEBCAS DB creator」を新たに開発し、クラウドサービスとして販売することにした。
WEBCAS DB creatorは、従来まではシステム開発会社に構築を依頼していたデータベースを、ユーザー企業の担当者が自身で作成できるシステム。業種や用途別に用意されたテンプレートを利用して、各種データベースを簡単に作成することができる。会員登録フォームやキャンペーン受付フォーム、問い合わせフォーム、セミナー受付フォーム等も自由に作成できるほか、POPやチラシでの誘導に使える空メール用QRコードの作成も可能。
WEBCAS DB creatorは、メール配信システム「WEBCAS e-mail」や、アンケートシステム「WEBCAS formulator」と連携しており、マーケティングコミュニケーション・プラットフォームとして活用できる。メール配信システム「WEBCAS e-mail」と連携することにより、データベースに蓄積された情報をもとに、会員の属性や趣味嗜好に合ったOne to Oneメールを配信することが可能。またアンケートシステム「WEBCAS formulator」と連携することで、ログイン認証アンケートも柔軟に実施できるうえ、複数ページにわたる分岐アンケートとデータベースとの連動も可能。