〔2014/5/29〕富士通ネットワークソリューションズ、多国語でのコールセンターサービスなどを提供する「グローバルヘルプデスク」 提供開始

 富士通ネットワークソリューションズ(本社:神奈川県横浜市、飯田春幸社長)は、企業から個人までを対象とした「グローバルヘルプデスク」サービス提供開始した。日本語、英語に加えて中国語、韓国語、スペイン語など全7カ国語に対応する。
 同社では、本社内に拠点を置く「Global Technical Assistance Center(G-TAC)」において、50カ国以上の企業を対象に、マルチベンダーのICTインフラなどを多言語でサポートしてきた実績を持つ。
 今回提供する「グローバルヘルプデスク」は、7カ国語によるヘルプデスクを提供するサービスで、企業に加えて個人までを広く対象にする。具体的には、電話やメール、Webからの問い合わせに対して24時間365日対応する「グローバルコールセンターサービス」と、打ち合わせやTV会議などの際に、通訳、翻訳、技術講師派遣を行う「マルチリンガルサービス」から構成される。
 このうち「グローバルコールセンターサービス」は、企業および個人からの問い合わせ対応、インシデント(対応履歴)管理などを提供するサービスで、問い合わせをしてくるエンドユーザーの言語がサービスの契約企業と異なる場合でも、G-TACが多言語で対応するため、さまざまな国のユーザーからの問い合わせに対応可能とのこと。また、24時間365日対応により、海外との時差の問題も解消できる。
 一方の「マルチリンガルサービス」は、通訳やメール・文書・Webサイトの翻訳、技術講師派遣サービスを提供するもの。例えば、海外との電話会議やTV会議などの同時通訳に利用でき、技術的な内容の会話や文章でも、多言語対応のICT技術者が的確な通訳・翻訳を行うとしている。
 価格は個別見積もり。FNETSでは、G-TACのビジネスz年対で、今後3年間に200社からの受注と、70億円の売り上げを目標としている。


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