〔2014/8/1〕フォーバル、ミャンマーで8月からテストマーケティングサービスを開始

 企業経営を支援する情報通信コンサルタント集団であるフォーバル(本社:東京都渋谷区、中島將典社長)は、ミャンマーに設立した現地法人FORVAL MYANMARが、現地のコールセンター最大手Blue Ocean perating Management(BOOM)社と提携し、外資系企業向けのテストマーケティングサービスを8月より開始すると発表した。
 同社は、予想を超えるスピードで民主化が進み日系企業の進出ラッシュが期待されるミャンマーに2012年3月に駐在員事務所を開設し、その後、現地での支援体制の更なる充実・強化を図るために2013年2月に現地法人の認可を取得し、2014年4月から本格的に事業を開始している。
 ここ数年、数多くの大手・中小の日系企業が視察ツアーなどでヤンゴンの地を訪れているものの、電力を始めとしたインフラの未整備、人材雇用の難しさ、マーケット調査の手段がない等の理由で、4L(Look・Listen・Learn・Leave)と揶揄されているのが現状。
  同社は、人材採用については現地企業Virtue社と提携し、提供できるサービスを拡充したたが、この度、テストマーケティングの手段としてミャンマー最大手のコールセンター企業であるBOOM社と提携することで、新たなサービスを提供することが可能になった。
 今回のサービスの特徴は、BOOM社が有する数万人の会員データを活用し、前もってターゲットを決め、アウトバウンドコールやショートメッセージと個別展示会などにより、ターゲットからダイレクトに売りたい商品の「人気度」や「価格帯」を評価できる。また、顧客が望めば、ある程度の集客が見込める段階で展示会に実際に見込み客に来てもらい、その場で販売・反応を検証できるターゲットマーケティングサービス。
  当然、輸入可能商品かどうかの検証も必要となる、民度が急激に変化しているヤンゴンを中心として、どういった顧客層が興味を持つのか、どれだけの顧客数が可能性としてありうるのかなどのF/S(Feasibility Study)には不可欠な情報の収集に寄与できるサービス。


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