〔2014/8/8〕ネクストジェン、音声を自動でテキスト化、音声とテキストによるメッセージ送信を実現する 「音声認識ボイスメールシステム」を提供開始

 ネクストジェン(本社:東京都千代田区、大西新二社長)は、音声認識とボイスメールを融合した「音声認識ボイスメールシステム」の提供を開始した。
 本システムは、受電者が電話応答できない場合などに代理応答し、顧客のメッセージを音声およびテキストデータとして、Webブラウザ上で利用できる専用の伝言リストに保存するシステム。メッセージが録音された場合は、受電者があらかじめ指定した1つまたは複数のメールアドレスに通知する。顧客はメッセージを口頭で残すのみで、その内容は音声認識により自動的にテキスト化される。受電者は音声とテキストのいずれも確認することができるため、メッセージを正確に把握できるほか、通話中など音声での確認が困難な際にはテキストを確認する、といった使い分けが可能。本システムの導入で、メッセージ受信後の早い段階での内容把握や、スムーズな応対による業務効率向上が期待できる。
 なお、本システムは企業の電話システムなどのサーバ側との連携により実行されるため、受電者の利用端末ごとにシステムインストールをするといった手間やコストがかからず、利用端末の増減などに影響されることなく利用できる。
 本システムは既に大手通信事業者のコールセンターで導入されており、今後は、テキスト化したメッセージのキーワード抽出や、それに付随する緊急度判別機能の追加など、順次機能拡充を行う予定。さらに今後この音声認識技術を活用し、通話録音システムとの連携により通話内容全てをテキスト化する機能を提供予定。


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