〔2014/9/12〕インターコム、さまざまなメーカーのAndroid端末を遠隔サポートできるリモートソフトを販売開始
コンピューターソフトウェア開発の専門会社、インターコム(本社:東京都台東区、松原由高社長)は、クラウド型リモートサポートソフト「LAPLINK ヘルプデスク」のオプションとして、さまざまなメーカーのAndroid端末を遠隔サポートできるリモートサポートソフト「LAPLINK ヘルプデスク Androidオプション(以下、Androidオプション)」を開発し、2014年10月下旬に販売を開始すると発表した。
LAPLINK ヘルプデスクは、サポートセンター側のパソコンからエンドユーザー側のパソコン、スマートフォン、タブレットの画面を共有するなどしてトラブルを解決するリモートサポートソフト。新発売となるAndroidオプションでは、新しい方式の遠隔サポートを使用でき、従来の方式では必須のため手間になっていた端末メーカーのシステム署名が不要になる。そのため、Android端末のユーザーサポートを行う企業は、トラブル解決に有効な遠隔サポートを短期間で開始できる。さらに、これまで機種限定だった従来の方式とは異なり、本商品ではさまざまなメーカーのAndroid端末(Android OS4.0以上)を遠隔サポートできる。機種を問わないサポートが必要となるISP(インターネットサービスプロバイダー)やアプリメーカーなど幅広い業種・業態で遠隔サポートが活用できる。
これまでのリモートサポートソフトではAndroid端末の画面共有を行うため、対象機種ごとに端末メーカーからのシステム署名を取得していた。今回のAndroidオプションでは、Android端末の画面キャプチャ機能を使用して、端末画面を自動的にオペレータ側のパソコン画面に転送することで、画面共有を実現している。この方式ではシステム署名を必要とせず画面共有ができるので、導入企業ではAndroid端末の遠隔サポートを容易に始めることができる。今後、Android端末関連サービスを提供する企業のサポート部門や、業務にAndroid端末を使用している企業の情報システム部門などでリモートサポートソフトの普及が急速に進んでいくと考えられる。