〔2014/10/1〕ドン・キホーテ、訪日観光客専用のコールセンターを新設
ドン・キホーテは10月1日、訪日観光客専用のコールセンター「ウェルカムデスク」を新設する。自社の海外籍を持つ社員や留学生で組織した、24時間・4カ国語(英語・中国語・韓国語・タイ語)に対応するネイティブのスタッフによる「ウェルカムデスク」を設置するもの。
全国のドン・キホーテグループ各店舗とipadのテレビ電話を介して、訪日観光客のあらゆる疑問や相談に24時間対応する。
特に訪日観光客の多い全国約20店では、免税カウンターを設置し、各店舗専任の訪日観光客対応スタッフ「ウェルカムクルー」を配置するとともに、全国の店舗でフリーwifiの順次導入を図るなど、訪日観光客へのサービス向上に努める。
また、インバウンドに関わる人財の育成の強化策として、10月上旬から「インバウンドインターンシップ」を開催する。
訪日客に人気のあるセラミック包丁や土産品などの製品開発を行う「マーチャンダイジングコース」や店舗と周辺エリアの魅力を訴求し、誘客するための施策を企画する「マーケティングコース」を用意し、観光立国を実現するための人財育成に寄与する。
ドン・キホーテグループは国内257店舗で免税免許を取得しており、2013年国内全体の訪日観光客約1036万人のうち、半数以上の約550万人がドン・キホーテグループの店舗に来店しているという。