〔2014/10/15〕三井住友銀行、顧客情報システムの刷新にオラクルのエンジニアド・システムを導入

 日本オラクルは、三井住友銀行が、新たな顧客情報管理システムの構築に向けてオラクルのエンジニアド・システム製品群を導入し、このたび稼働開始したと発表した。導入された製品は、高速データベース・マシン「Oracle Exadata Database Machine(以下、Oracle Exadata)」、高速分析専用インメモリマシン「Oracle Exalytics In-Memory Machine(以下Oracle Exalytics)」、およびアプリケーションを集約し高速実行する「Oracle Exalogic Elastic Cloud(以下Oracle Exalogic)」の3製品。
 三井住友銀行では、お客さま本位のサービスをさらに向上させ、より一層の付加価値を提供していくため、複数の業務システムに配置されていた顧客情報を集約・一元化する包括的な情報活用基盤の構築に取り組んでいる。膨大なデータの集約と複数の業務システムの統合に耐えられるシステム基盤の整備が急務となり、高速なデータベースおよびビジネス・インテリジェンス基盤を導入してCRMシステムを刷新することを決定した。
 同行は新CRMシステムを支えるデータベース基盤としてOracle Exadataを採用、複数システムに格納された約50億件に及ぶ顧客情報を集約することでデータや機能の重複を解消し、顧客情報システムの一元化と高い拡張性を実現した。同時に、必要な情報を高速に抽出・レポーティングするためのビジネス・インテリジェンス基盤にOracle Exalyticsを採用し、高度化するユーザーニーズに対応した。さらに、エンジニアド・システム製品の親和性を評価し、新CRMシステムのためのWebアプリケーション基盤としてOracle Exalogicを順次導入・稼働開始した。


PAGE TOP