〔2014/11/5〕東芝ソリューション、CRMソリューションを大幅に刷新した「T-SQUAREx」を販売開始

 東芝ソリューション(本社:神奈川県川崎市、錦織弘信社長)は、10余年に亘って企業の顧客対応業務を支えてきたCRMソリューションを大幅に刷新し、企業における顧客対応業務サポートの一層の強化、顧客経験価値(CX:Customer EXperience)の向上を目指したCRMソリューション「T-SQUAREx 」(ティー・スクエア)へ進化、11月より販売を開始した。
 顧客指向経営の重要性が一層高まった2000年代初頭以降、顧客対応の最前線を担うコンタクトセンターやアフターサービス、営業の各部門では、対応品質改善や業務効率化、顧客満足度向上へ向けてさまざまな改革に取り組み、それを支えるITの導入と活用を進めてきましたが、近年、顧客ニーズや事業環境は、劇的と言っても過言ではないほど変化のスピードと度合いを増している。また、顧客が企業や商品に対して持つ価値基準も変化している。 バーンド・H・シュミットが提唱する「顧客は、顧客が体験するさまざまな経験を価値とする」傾向は近年さらに強まっており、商品購入前の情報のわかり易さや、商品購入後の適切で安心感のあるサポートなど、商品購入に関わるあらゆる体験を価値として捉え、企業の評価や関係性を形成するようになっている。企業がこうした変化に追随し、顧客に忘れえない体験をもたらすには、商品・サービスの購入前から導入、運用、見直しなどのライフサイクルで発生するさまざまな情報を活用して顧客ロイヤルティを向上させる仕組みを作り、市場や顧客および事業の変化に合わせて常にその仕組みを変化させる必要がある。
 東芝ソリューションは、企業と顧客のこうした変化へ対応することの重要性を認識し、これまで培ってきた顧客接点改革の経験をベースに、企業毎に異なる自社固有の顧客接点業務への適合や変化への対応、拡張を容易に行えるための機能を大きく強化し、かつ、東芝グループで開発したメディア・インテリジェンスなどの最新技術を実際の顧客接点業務システム機能に組み込み、CRMソリューション「T-SQUAREx」へと進化させ、販売を開始した。


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