〔2014/12/17〕米国アバイアとグーグル、法人向けコンタクトセンター・ソリューションで協業

 米国アバイアは、法人向けのコンタクトセンター・ソリューションに関するグーグルとの協業を発表した。今回のコラボレーションにより、カスタマー・エンゲージメント技術に関するアバイアの専門知識と、WebアプリケーションとChromebookにおけるグーグルの専門知識を集結し、コンタクトセンター業務のシンプル化と、柔軟性やコスト効果を向上する。
 今回の初期プロジェクトでは、あらゆる場所で新規エージェントやスーパバイザーの設定を簡単に行えるようなり、ピーク時の需要や季節的な需要の管理に理想的なソリューションを実現するだけでなくビジネスの継続性、モバイルおよびリモートでのエージェント戦略をサポートする。カスタマーサービス担当エージェントは今後、WebRTC対応インターフェースを通じ、Chromebookを利用してアバイアの業界をリードするコンタクトセンター・エージェント向けデスクトップを利用できるようになる。「Avaya Agent for Chrome」ソリューションを使用することで、個々のエージェントのエンドポイントでシッククライアントをダウンロードする必要がなくなるため、管理の大幅な効率化が実現するとともに、顧客へのリアルタイムの対応に欠かせない要素として、フルスイートのテクノロジーを迅速かつ高いコストコスト効果で活用できる。
 アバイアでは、WebRTC規格を活用することで、コミュニケーションとコラボレーションへの21世紀のアプローチを牽引しており、今回のプロジェクトはこうした取り組みの最新の事例。さらに次世代ビジネスツールの採用に関するアバイア自身の戦略の一環として、同社は今後、さまざまな分野にGoogle Apps for Workを採用することで、コラボレーションの迅速化を後押ししつつ、社内共有の重要なリソースへのアクセスを向上させていく予定。


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