〔2009/6/15〕INAX、住宅履歴とカスタマーサービスを一元管理する住宅履歴情報サービス「家ルテ(カルテ)」を提供

 INAXは、国土交通省が公募し、事業費の一部を補助する「平成20年度(第2回)超長期住宅先導的モデル事業」の中の「維持管理・流通等のシステムの整備」部門で、INAXが提案し、採択されたサービスを、「家ルテ(カルテ)」として7月より販売開始する。
家ルテは、6月4日に施行された「長期優良住宅普及促進法」で求める「住宅履歴書」およびその周辺データの維持管理とカスタマーサポートを一体化したサービスで、全国の工務店・ホームビルダーを対象としている。家ルテを利用することで、図面情報だけでなく修理・点検などの情報を一元管理することができ、顧客へのコンスタントでタイムリーなコミュニケーションを実現する。
住宅履歴書データベースに顧客情報(図面情報・保証書・取扱説明書など)を初期登録し、引渡し後の修理・点検・リフォームなどの実施状況を発生の都度、登録・管理できる。また、アフターメンテナンスの窓口となるコールセンターを、各工務店・ホームビルダーごとに専用で開設する。引渡し後の顧客からの問い合わせやメンテナンス依頼を、24時間365日、工務店・ホームビルダーに代わって受付・手配・進捗管理を行い、終了した時点で住宅履歴書データベースに登録する。インターネット上に顧客サポートのためのサイトを、工務店・ホームビルダーに代わりINAXで制作する。顧客は、図面情報や修理・点検の履歴などを、専用ページ(マイページ)から閲覧することがでる。その他、サイトからの点検予約、修理依頼も可能。顧客が住宅履歴書の情報をいつでも確認でき、必要なサポートを受けられることは、大きな安心感につながる。


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