〔2015/1/30〕丸紅情報システムズ、クラウド、データセンターサービスのイーツを100%子会社化
丸紅情報システムズ(本社:東京都渋谷区、伊吹洋二社長)は、2015年2月1日に第三者割当による増資を実施し、丸紅が100%保有するクラウドサービス、データセンター事業を手掛けるイーツ(本社:東京都新宿区、松岡昭彦社長)の全株式と交換し、100%子会社とすることを発表した。
丸紅情報システムズは、現在手掛けているクラウドサービス事業やデータセンター事業と丸紅グループ内で同様の事業を展開しているイーツの業務を統合し、規模の拡大を図るとともに、リソースの集約・最適化を促進することで、より高品質なサービスや顧客ニーズにきめ細かく対応したサービスで更なる競争力強化と事業拡大を目指す。また、アマゾン・ウェブ・サービス(Amazon Web Services)などのパブリッククラウドとプライベートクラウドを組み合わせたハイブリッドクラウドをはじめとする高度なシステム運用体制の構築や、システム運用の自動化ツールの導入を進め差別化を図っていく。
丸紅情報システムズは、これまで、製造、金融、サービス、教育他幅広い分野に向けて、3Dプリンタや3D計測システムの販売、ストレージやセキュリティなどのIT基盤構築ビジネス、コンタクトセンターやBPO向けシステム構築ビジネス、データセンター事業やクラウドサービス事業を核として事業を展開してきた。
今回のITインフラサービスの機能強化により、丸紅グループのIT関連分野における中核企業として、システムインテグレーション分野・ネットワークインテグレーション分野・モバイル分野を手掛けるグループ各社とより強固に連携し、顧客ニーズに対応した、より満足度の高いサービスを提供していく。