〔2015/2/19〕ゼウス、農家のネット販売を支援するKOQONTOZAIと提携し、農業に特化したソリューション提供開始

　決済サービスプロバイダのゼウス(本社：東京都渋谷区、金沢哲史社長)は、農業にフォーカスしたマーケティング事業を行うKOQONTOZAI (本社：大阪府大阪市、新田耕平社長)と提携し、農業に特化したECソリューションの提供を開始した。
　KOQONTOZAIは、農業にフォーカスし、農業法人・組合・地方自治体向けに、EC事業に必要とされるサイトやシステム構築から物流や決済、顧客フォローに至るまで、一連のフローに対応したワンストップソリューションを提供している。
　一方、ゼウスは、業界唯一の24時間365日有人コールセンターの運営のもと、ユーザーの問い合わせに直接対応可能なサポート体制とともに、決済サービス事業とシナジー効果の高い約500社のパートナーと連携し、加盟店のEC事業運営をサポートしている。今回、KOQONTOZAIと提携したことで、新たに農業分野に特化した決済ソリューションの提供が可能となった。
　昨今、ECを通じたさまざまな販売形態が生み出される中、生産者と消費者を直接つなぐビジネスモデルが拡大している。そのような中、農家にとっては、農作物の生産だけでなく、直接販売するための効果的な販売ノウハウを独自で生み出すことは難しい状況にある。
　そのような背景の下、「売れる仕組み」をコンサルティングし、ECを通じた一連のソリューションを提供することで、農家が簡単に消費者に対し直接販売や訴求を行うことが可能となる。また、ゼウスとKOQONTOZAIの双方がパートナー関係を構築している継続販売向けシステム「たまごリピート」を利用することで、消費者への定期的な農作物の提供が可能となり、売上向上効果のみならず、季節や天候に左右されない既存顧客の積み上げによる安定した売上が期待できるという。
　加えてゼウスは、KOQONTOZAIとパートナー関係である単品通販支援を強みとする「売れるネット広告つくーる」とのシステム連携も予定している。同連携の実現により、単品通販「売れるネット広告つくーる」から継続販売に最適な「たまごリピート」まで、定期購入を促進する一連の販売施策の提供により、農家の効果的な固定客獲得を目指す。