〔2015/3/12〕国内初のEC・通販のCRMに特化した日本通販CRM協会が発足

 EC・通信販売に特化したCRMの普及・研究を目的として、一般社団法人日本通販CRM協会(代表理事:向徹)が発足した。同協会は、通販事業者やCRM関連の事業者などで組織する団体で、代表理事には、E-Grant 代表取締役社長の向徹氏が務める。
 同協会の設立を記念して、2015年5月14日に、設立記念レセプションとセミナーが開催される。大手EC企業や通販企業による会員登録や参加もすでに決まっており、最新のEC、通販CRM業界の動向を知ることができる。詳細は、URL:http://japan-crm.org/ohirome/
 日本通販CRM協会は、「本物のリレーションシップ通販CRM普及活動を通じ、消費者にとって快適な通販業界・CRM業界へ発展させる」という理念のもと、通販業界を支える消費者のために、必要な情報を必要なときに必要なだけ受け取れる通販業界を、目指す方向として定めている。近年レスポンス(反応)重視となっていた同取り組みを、本来のリレーションシップ(関係性)に変換することが急務であると考える。消費者がより快適な通販を行える社会、業界へと発展させることで、市場全体の育成にも貢献していきたいとしている。
 活動内容は、セミナーの開催や業界データレポートの発行、顧客満足度促進マーク(CRMマーク)の認定事業など。CRMマークは、各企業のCRM実施度から「スタンダード」「ゴールド」「プラチナ」の3段階に分けてマークを進呈。消費者がEC・通販の取引を安心して行えるようにする。すでに大手EC・通販企業が加盟している。


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