〔2015/3/26〕キューアンドエー、「スマートフォン向けセキュリティ診断」を提供開始
キューアンドエー(本社:東京都渋谷区、金川裕一社長)は、2015年4月1日より、個人ユーザー向けに「スマートフォン向けセキュリティ診断」を開始する。本サービスの開始に伴い、4月1日から6月30日までの期間は、無償キャンペーンを行う。
近年、スマートフォンは世界で急速に普及しており、総務省の調査によると、2011年には4億7000万台だった世界のスマートフォンの販売台数は、2016年には13億300万台になると高い成長が予測されている。スマートフォンの普及に伴い、Android、iOSを標的とした不正アプリも世界的に増加傾向にある。不正アプリとは、スマートフォン内の個人情報の抜き取りや偽セキュリティソフトの購入を促す悪質なアプリ(ウイルス)。抜き取られた個人情報やプライベート画像・データを使用した脅迫や、無料通話・メッセージアプリのアカウント乗っ取りなどを、引き起こす原因になり得る。
不正アプリをスマートフォンにインストールさせるための手口は非常に巧妙化しており、スパムメールやSNS、正規アプリに金額や仕様を似せた偽アプリのインストールが原因で感染する可能性がある。サードパーティのアプリストアでは、AndroidやiOS向けの人気アプリに酷似した偽アプリの存在が多数確認されている。
そこで、キューアンドエーは「スマートフォン向けセキュリティ診断」を開始することにした。リモート(遠隔操作)サポートにて、ユーザーのスマートフォンのセキュリティ設定・対策の状態を確認する。診断の結果、不正アプリへの感染やセキュリティの欠陥が確認された場合は、必要に応じて適切なサポート内容の提案を行う、要望があればその場でウイルス予防・駆除などの有償サポートも可能。