〔2015/3/30〕アシスト、機械学習での分析を可能にする「Sedue Predictor for QlikView」を提供開始
アシスト(本社:東京都千代田区、大塚辰男社長)は、取扱製品である高速インメモリBIツール「QlikView」(開発元/販売元:Qlik Technologies社、クリックテック・ジャパン)を利用して、Preferred Infrastructure(本社:東京都文京区、西川徹社長、以下PFI)が提供する機械学習プラットフォーム「Sedue Predictor」に接続する「Sedue Predictor for QlikView」を独自開発し、提供を開始した。
Sedue Predictor for QlikViewは、機械学習プラットフォームで実施した分析結果をチャート機能などが豊富なQlikViewに連携。これまで専門家にしか行えなかった、高度で複雑、数式が多数必要となるような分析を簡単に実現する。Sedue Predictorはオンプレミス型のものを利用するため、顧客のセグメンテーション、クレジットカード与信、商品ターゲット、ECサイト購買、コールセンター対応状況など機密情報が含まれるさまざまなデータ分析を自社内で安心して行える。
価格は年間98万円。製品版と同じ機能を30日間無償で利用できる評価版も提供する。
アシストではこれまで、FacebookなどのSNS分析を可能にするコネクタや、サイボウズの業務アプリ構築クラウド「kintone」へ接続し、kintoneに蓄積されたデータをQlikViewに取り込んで分析できるコネクタを独自開発して無償提供してきた。 2013年11月には、PFIが提供するクラウドベース機械学習分析サービス「Bazil」へ接続するコネクタ(β版)を無償提供するキャンペーンも実施。Bazilは人間に変わってデータを解析し、機械でしか導き出せない法則を導き出し、観測していないデータに対しても予測を行うツール。このキャンペーンでオンプレミス版へのニーズも存在したことから、Bazilのオンプレミス版であり、クラウドサービスを利用できない顧客を対象としたSedue Predictorにも対応した。