〔2009/7/1〕OKIネットワークス、ソフトフォン・シンクライアント対応などCTstage 5iの機能を強化

 OKIネットワークスは、コンタクトセンターシステムCTstageの最新バージョン「CTstage 5i」の機能を大幅に強化し、販売を開始した。今回の機能強化では、企業におけるリソース最適化へのニーズに対応し、CTstage 5iでのIPコンタクトセンターのメリットであるシステム構成の柔軟性を生かしたソフトフォン・シンクライアント対応を行うとともに、管理統計機能をはじめとする各種基本機能を改善し、コンタクトセンターにおけるシステムの導入および運用管理コストの削減と、業務のさらなる効率化を図っている。
顧客との接点となるコンタクトセンターが企業にとってますます重要となり、その業務が高度化・多様化していることを背景に、オペレーションを担う人材リソースの確保が深刻化している。また、万一の災害時にも、事業の継続性を確保するために、オペレーターの拠点およびサーバ類の設置拠点を柔軟に構成したいというマルチロケーション対応への要望もますます高まっており、オペレーターのワークスタイルの変化に対応する在宅オペレーターや、サテライトオフィス、オフショアなどに柔軟に対応できるシステムが必要となっている。
このようなニーズに対応し、同社では、CTstage 5iでのソフトフォン・シンクライアント対応を行った。IP-PBXの分野において実績のあるOKIの「
Com@WILLR」をベースとしたソフトフォンにより高品位な音質を実現するとともに、ソフトフォン・シンクライアントでの自由自在な運用によるマルチロケーション対応を可能とする。また、オペレーター管理者ツールやレポート機能の使い勝手の改善により、管理者がより簡単に、コンタクトセンターの運用管理を行うことが可能となった。さらに、通話録音ファイルの圧縮機能による録音時間の大幅増加やオペレーター用IP電話機端末の操作性向上によるオペレーターの負荷低減などの各種の機能改善を行った。


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