〔2015/4/7〕ジャックスが「SAS Marketing Automation」を導入し、既存のSAS基盤と連携
SAS Institute Japan(本社:東京都港区、ミカエル・ハグストロム会長)は、ジャックスが、SASの統合マーケティング・プラットフォーム「SAS Marketing Automation」を導入したと発表した。
同社が既に活用しているSAS Enterprise Guide、SAS Enterprise Minerと連携して、マーケティング・オートメーションの仕組みを構築し、マーケティング・プロモーションへの対応能力強化と品質の更なる高度化による、収益拡大と顧客ロイヤルティの向上を目指す。
ジャックスでは、「日本を代表する先進的なコンシューマーファイナンスカンパニー」を目指した平成27年度スタートの新中期経営計画を掲げ、その中核的な施策として、マーケティング強化の取り組みに注力している。その一環として進めている、提携カードやカードローンの新規入会者ごとの初回利用促進のオファーなど、さまざまなプロモーションを自動化するマーケティング・オートメーションの実現に向けて、SAS Marketing Automationの導入を決定した。
ジャックスは、2013年3月にデータウェアハウスの作業時間の短縮やプロモーション品質の向上を目的にSAS Enterprise Guide、SAS Enterprise Minerを導入している。これらのSASの分析基盤を導入したことで、以前は丸1日間を要していた作業が1時間で終了するなどデータ抽出の高速化を実現し、また迅速な結果検証が可能となるなどの成果が上がっている。今回導入したSAS Marketing Automationは、この分析基盤と連携する。
SAS Marketing Automationは、高度な顧客分析に基づいた顧客理解の促進と最適なターゲット選定、マルチチャネルや多段階など複雑で多種多様なキャンペーンの設計・実行・管理、そしてタイムリーな効果検証を強力に支援するソリューション。これにより、顧客一人ひとりのニーズや嗜好にあったキャンペーンを日々、数百という規模で実施することもでき、継続的なPDCAサイクルをまわしていくことでマーケティングROIの飛躍的な向上が期待できる。また、Eメールからのクリックスルーやコールセンターでの応対履歴など、既存システムと連携したキャンペーンの自動実行により、よりダイナミックなキャンペーン管理を実現する。