〔2015/5/11〕ランゲージワン、7カ国語に対応した多言語通訳サービスを提供開始

 キューアンドエーのグループ会社で多言語通訳サービスを提供するランゲージワン(本社:東京都渋谷区、小山琢社長)は、Web会議などのビジュアルコミュニケーションサービスを提供するブイキューブ(本社:東京都目黒区、間下直晃社長)と同社子会社であるパイオニアVC(本社:東京都目黒区、原清社長)と共同で、モバイル端末やパソコンと通訳オペレーターをつなぐ多言語通訳サービス「V-CUBE トランスレーター」を6月下旬から提供を開始すると発表した。
 本サービスは、ブイキューブが販売支援や顧客サポートサービス「V-CUBE セールス&サポート」で培ってきたノウハウと、パイオニアVCの高品質な音声技術を利用したサービスで、ランゲージワンが提供するサービス品質の高い多言語通訳オペレーターとつなぎ、言語の壁をなくす円滑なコミュニケーションを実現する。
 日本政府は、アベノミクスの成長戦略実現のため、観光分野にも重点を置いており、2014年の外国人訪日客数は過去最高を更新している。また、新たに掲げられた「改革2020」では、一層の訪日観光客の拡大に向けた環境整備の1つとして、多言語でのサービス対応の充実が掲げられている。
 V-CUBE トランスレーターはこれらのニーズに応え、ホテル、レストラン、ドラッグストアなど訪日観光客が多く訪れる商業施設が直面している課題を解決するサービス。訪れた観光客の希望する言語に合わせて、モバイル端末やパソコンを使い、遠隔からオペレーターによる通訳を行うことが可能。7カ国語に対応し、24時間365日サービスを利用できるため、国内外のさまざまなシーンで活用できる。シンプルな操作で誰でも簡単に利用でき、通訳オペレーターと高品質な音声でコミュニケーションを実現する。インフラには、日本アイ・ビー・エムのクラウドサービス「SoftLayer」を採用し、その特長である「セキュアなグローバル高速ネットワーク」「全世界に展開されるデータセンター」により、世界中どこからでも安心・安全な通信環境を提供する。また、オプションで通訳オペレーター以外を加えた3者間通話や、地図などの各種資料の利用者との共有が可能。


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