〔2015/11/9〕ベルシステム24、顧客との対話音声をクラウド上で可視化・分析するコンタクトセンターテクノロジーサービスを2016年1月提供開始

 ベルシステム24(本社:東京都中央区、小松健次社長)、アドバンスト・メディア、ベクスト(本社:東京都品川区、石井哲社長)、伊藤忠テクノソリューションズは、国内1万3000席の稼働実績を持つクラウド型コンタクトセンター基盤BellCloudに音声認識・テキストマイニング機能を搭載した「Bell Cloud VOC」の提供を2016年1月より開始すると発表した。
 近年、サービスの品質改善や効率化の観点からコンタクトセンターでの利用ニーズが急速に高まっている音声認識やテキストマイニングツールは、セキュリティの強化やプラットフォームとの連携などの必要性から企業毎に構築をされるケースが多く、導入・メンテナンスにおけるコストや、専門家を配置するといった人的負担が導入のハードルとなっていた。
 これに対し、ベルシステム24が運営するBellCloud上で提供される音声認識・テキストマイニングサービスは、コンタクトセンターの音声基盤のオプションサービスとして必要な席数分を必要な期間利用することが可能となり、運用・メンテナンスのサービスもワンストップで提供できるため、導入や運用に対する企業負担も大幅に軽減することが期待される。
 Bell Cloud VOCの特徴は、音声認識で国内トップレベルの導入実績を誇るアドバンスト・メディアのAmiVoice Communication Suite2、テキストマイニング分野において金融から製造・通信分野など500社以上の企業への導入実績を誇るVextMinerを、Bell Cloudのオプションサービスとして利用できる。クラウドサービスとして提供するため、小規模導入をした後に全体へ拡張、繁忙期のみライセンス数を増やすなどの柔軟な利用が月次単位で可能。コンタクトセンターの運用サービスを利用の企業には、ツールの設定やメンテナンス、VOC分析の企画・構築からレポート作成までワンストップで提供することも可能。
 本サービスは、アドバンスト・メディア、ベクストの技術をベルシステム24のクラウド上に搭載し、ベルシステム24の約4000社の顧客、伊藤忠テクノソリューションズの顧客に対して販売、必要に応じてシステムインテグレーションを行う。


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