〔2015/11/24〕Preferred Infrastructure、トヨタ自動車に機械学習を利用したVOC分析ソリューションを導入

 Preferred Infrastructure(本社:東京都文京区、西川徹社長、略称:PFI)は、トヨタ自動車に機械学習を利用したVOC分析ソリューションを導入し、稼働開始したことを発表した。
 VOC分析ソリューションは、PFIのオンライン機械学習プラットフォーム「Sedue Predictor」とリアルタイム大規模データ分析プラットフォーム「Sedue for BigData」を使用して構築されている。
 トヨタ自動車では、トヨタグローバルビジョンのもとで「もっとよいクルマ」を提供することに取り組んでおり、常に時代の一歩先のイノベーションを追い求めて、顧客の声を製品開発やサービスの提供に活かし、改善につなげられる仕組みの構築を志向している。顧客からの声を製品開発やサービスに活かすためには、技術的に大きな課題がある。コールセンターやホームページからの問い合わせの声は多岐に渡り、確認には多くの人手と時間を必要とし、効率的に顧客からの困りごとを抽出してくることが必要不可欠。
 以前より大量の情報を高速で分散処理することに強みをもち、機械学習、自然言語処理の研究を続けてきたPFIの技術を取り込むことで、前述の課題を解決するサポートを行う。機械学習を利用することで、安全安心につながる情報や製品品質の改善につながる情報など、抽出させたい情報を予め学習させ、学習結果にもとづいて膨大な情報の中から抽出させることを可能になった。


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