〔2016/1/19〕ネクストジェンのエンタープライズSBC、インタラクティブ・インテリジェンスのコンタクトセンターソリューションとの接続を実現

 ネクストジェン(本社:東京都港区、大西新二社長)は、同社のマルチキャリア対応エンタープライズSBC「NX-E1010」が、インタラクティブ・インテリジェンスのコンタクトセンターソリューション「Customer Interaction Center」(以下、CIC)との接続を実現したと発表した。
 オール・イン・ワン コンタクトセンターシステムであるCICは、交換機、IVR、ACDなど、コンタクトセンターに必要なあらゆるシステムが統合されており、オンプレミスでもクラウドでも提供。今後は、通信事業者が提供する多彩なIP回線サービス上で、高機能なコンタクトセンターソリューションを利用することが可能になる。
 近年、NFV(Network Functions Virtualization)の普及により、仮想化の対応が重要な要件となることも多く、ソフトウェアソリューションであるNX-E1010はCICの仮想化環境においても稼動可能。また、ネクストジェンは日本国内における通信事業者への豊富な接続実績と経験を有していることも、ININとの協業に至った大きな要因の1つだ。
 NX-E1010は企業LAN側に接続されたIP-PBXなどを通信事業者のIP電話網に接続することができ、NX-E1010搭載のサーバ1台で多数の回線を収容することが可能。企業はIP回線での音声通話を利用することで、IP電話同士での無料通話やIP回線でのレガシー回線の集約効果などにより通信コストを低減できるうえ、INS1500などのPRI接続では困難であった突発的な回線数増加への対応が、今までより容易に行えるようになる。


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