〔2016/3/7〕バーチャレクス・コンサルティング、三菱総合研究所とのコンタクトセンター業務に関わる事業での業務提携

 バーチャレクス・コンサルティング(本社:東京都港区、丸山栄樹社長、以下、VXC)は、三菱総合研究所(本社:東京都千代田区、大森京太社長、以下、MRI)と、コンタクトセンター業務に関わる事業について業務提携基本契約を締結した。
 コンタクトセンター市場は、クラウド化などICT技術革新の流れで多様化・コスト減などが進み、業界構造に変化の兆しがある。一方で企業や地方公共団体には、顧客満足度向上や顧客体験(ユーザーエクスペリエンス)把握などのために、コンタクトセンター設置のニーズはありながら、費用面が課題となって開設をちゅうちょする例がある。MRIは企業および有識者による勉強会活動などを通し、その需要は少なくとも3300億円と分析している。
 VXCは自社開発のコンタクトセンター向けCRMソフトウェア「inspirX(インスピーリ)」を核に、コンタクトセンターの企画・立ち上げ、システムなどの導入、運用開始後のオペレーションを一括で請負うことのできる企業として新規顧客開拓を推進しており、昨年からMRIとも協業を行ってきた。
 このような背景のもと、VXCとMRIは中小規模コンタクトセンター需要層を主たるターゲットに、クラウド型の各種サービス提供で市場ニーズに応えていくことを目的とした業務提携基本契約を締結した。
 VXCの強みである自社開発の業務基盤ソフトウェア群と、MRIの強みである企業や地方公共団体などの豊富な顧客基盤を活かし、(1)コンタクトセンター基盤クラウドサービス、(2)コンタクトセンター業務支援レポートサービス、(3)自治体コンテンツマネジメントサービスの3つのサービスで市場への参入を目指す。
 当面はVXCで開発済みの(1)および(2)のサービス展開で協業を開始する予定。同時に、共同で(3)のサービス開発・展開を進めると共に、将来的に(1)の基盤上で提供するサービスを順次拡大していき、多様化するお客さまのニーズに応えていく。


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