〔2016/3/17〕MTG、アクティブコアのプライベートDMPを導入し、顧客ランクと販売推移の可視化

 アクティブコア(本社:東京都港区、山田賢治社長)は、美容機器・フィットネス機器・化粧品を企画製造するMTG(本社:愛知県名古屋市中村区、松下剛社長)がの自社DMP基盤として「activecore marketing cloud」を採用したと発表した。
 activecore marketing cloudは、ERPやCRM、DWH、コールセンターやWebサイトによる企業内データおよびその他の外部データに対してデータ統合・収集・蓄積・抽出とともにデータ分析(データマイニング)を行うクラウドベースのソリューション。
 MTGでは、2013年にオンラインショップの開設以来、モール出店と商品数を拡大する中、毎日の売上状況や獲得顧客数をタイムリーに把握できる分析基盤と、顧客へのフォローアップ対応と販促対応をスピード化するマーケティング基盤の構築が課題となっていたという。
 そこでMTGは、本店と各店のトランザクションデータを、プライベートDMP基盤である「activecore marketing cloud」内で統合分析することで、店舗別に日々の注文数と販売金額、および獲得会員数(新規会員数とリピート会員数)を可視化し、前日分の各店実績と時系列での販売推移を経営層と共有することを可能にした。また、前日までの商品単位やカテゴリ単位での注文数、販売金額、購入会員数を、店舗別にレポートすることができるようになり、商品の顧客属性や買い回り傾向、広告枠の採算性を把握することができるようになったという。
 さらに、顧客ポートフォリオ分析により、顧客を10段階にランク分類・管理し、新規客から優良客に育成するために顧客フォローするランクの優先順位を把握することが可能になった。
 今後は、自社が保有するさまざまなデータをactivecore marketing cloudに統合することで、リピート購入施策やランク引上げ施策など、Webサイトやメールを活用した顧客1人ひとりへのワン・ツー・ワン・アプローチを強化していくという。


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