〔2016/4/1〕長崎市消防局、インバウンド対策にブレインプレスの「多言語通訳サービス」を採用

 BPO・コールセンター業務を行うブレインプレス(本社:東京都新宿区、下大薗 豊社長)は、「24時間365日対応多言語コールセンター」を長崎市消防局に提供し、同局指令室で新たに英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語にて通訳対応することになったと発表した。
 日本政府観光局(JNTO)の発表資料によると、2015年度の訪日外国人旅行者数は、過去最高の1,973万7千人(前年比47.1%増)となり、訪日外国人旅行者は、2,000万人を超えていく状況にある。
 こうした背景から、訪日外国人旅行者、国内に滞在する中長期在留者や特別永住者など、外国人全般を対象とした災害対策の重要性についても高まりを見せており、公共サービスの多言語化が大きな課題となっている。また、同市の外国人観光客をめぐっては、今年寄港するクルーズ船が過去最多を更新する見込みの他、国の観光モデル都市(観光立国ショーケース)に選ばれるなど追い風が続いており、市によると、2014年に約21万3千人だった外国人延べ宿泊者数を、2020年には40万人にする事を目標に掲げている。
 このような状況にかんがみ、同市において通訳サービス導入は重要な取組みと位置付けしており、災害・事故等における緊急時に、観光客を含め外国人からの「緊急通報」に対応すべく、外国人にとってストレスフリーな環境整備の支援をブレインプレスにて行っていく。
 ブレインプレスにて採用した多言語通訳サービスは、6カ国以上の言語に対応する多言語スタッフが、海外ユーザーの質問や疑問にリアルタイムにて通訳対応する。言葉だけでなく、日本在住のスタッフだからこそわかる日本の「おもてなし」の心を届ける。


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