〔2016/5/9〕U-NEXT、訪日外国人対策へ法人向け通訳サービスを提供開始

 U-NEXT(本社:東京都渋谷区、宇野康秀社長)は、ブレインプレス(本社:東京都新宿区、下大薗 豊社長)と協業し、増え続ける訪日外国人旅行者がさまざまな店舗に来客した際の通訳のサポートサービスとして、「エコノミー通訳サービス for Biz」を立上げ、通訳サービス事業への参入を希望する事業者向けに、5月9日より順次サービスの提供を開始すると発表した。
 また、今回のプレインプレスとの取り組みを活かし、今後同社の提供するモバイルデータ通信サービス「U-mobile」のプリペイド式サービス「U-mobile プリペイド」を利用している訪日外国人旅行者向けに、通訳サービスを提供していく予定。
 日本政府観光局(JNTO)の発表資料によると、訪日外国人旅行者は平成25年に1,036万4千人、平成26年には1,341万3千人と推移し、平成27年には1,973万7千人、前年比47.1%増と、統計を取り始めて以来最大の伸び率となり、今後も訪日外国人旅行者は増加が見込まれている。
 エコノミー通訳サービス for Bizの特徴は、導入店舗から通訳専用ダイヤルに発信し専用言語を選択するだけで、ブレインプレスの通訳スタッフが常駐するコールセンターへつながり、スピーディーな通訳対応を月額基本料金のみで利用できる点。また、対応言語は7カ国語(英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語、タイ語)と多くの言語をサポートしているので、サービスの導入によって訪日外国人旅行者の来店機会増加も期待される。
 訪日外国人客を呼び込もうとしている店舗の多くは、多言語対応の館内マニュアルや指さし資料を用意しているが、支払時にカードが使えないなど、突発的に外国語対応が必要なトラブルは必ず出てくる。エコノミー通訳サービス for Bizは、そのような事態に対する最終的な保険的サービスと位置付けし、導入先店舗スタッフ様の負荷軽減・外国人にとってストレスフリーな環境整備の支援を目的としている。
 また、エコノミー通訳サービス for Bizはあらゆる事業者にとって、短期間・ローコストでインバウンド事業への参入を可能にいる。ブレインプレスとの業務連携や契約など、導入に時間を要する役務をU-NEXTが担う事で、事業者が導入し易く、短期間でサービスを開始頂く事が可能。今後、同社では、エコノミー通訳サービス for Bizの取扱希望事業者も幅広く募集していく。


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