〔2009/9/9〕OKIネットワークス、CTstage 5iの通話録音機能を大幅強化

  OKIネットワークスは、コンタクトセンターシステム「CTstage 5i」の通話録音機能を大幅に強化し、販売を開始した。今回の機能強化では、CTstage 5iを利用したIPコンタクトセンターのメリットであるシステム構成の柔軟性はそのままに、従来外部装置が必要であった多くの機能を取り込み、顧客応対品質の向上、運用管理コストの削減、およびカスタマイズの容易性の大幅な向上を実現した。
コンタクトセンターにおいて通話録音装置は、顧客との会話を録音し万一のトラブルに備えるだけでなく、通話内容を使ってのオペレータ教育や、録音データをベースとしたオペレータ評価・モニタリングなど、コンタクトセンターにおけるマネジメントに不可欠なツールとして需要が高まっている。また、コンタクトセンターでの業務の高度化を背景に、CRMアプリケーションも多様化しており、アプリケーションと通話録音システムとの柔軟な連携も必要となっている。
このようなニーズに応えて、OKIネットワークスでは従来のCTstage 5iに対し、通話録音機能面を大幅に強化した。主な機能強化とその効果としては、社外の電話機からの通話録音ファイルのストリーム再生機能の実現による顧客応対品質の向上、最大で80000時間の録音時間、バックアップ機能強化による運用管理コストの削減、APIの提供によるアプリケーション連携機能の実現が挙げられる。また、検索・再生・削除など多種多様な権限パターンを簡単にカスタマイズ可能としたほか、Windowsのアカウントを利用することによる高度なセキュリティの確保も実現した。
また、CTstage 5iは、コンタクトセンターに求められる機能を小規模から大規模までシングルアーキテクチャで実現している。今回の機能強化により、充実した通話録音機能の活用による一層の顧客応対品質の向上が可能となる。


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