〔2009/9/10〕CSKシステムズ、「Avaya Aura」を採用しコンタクトセンターシステム基盤を統合

  CSKシステムズは、日本アバイアのコミュニケーション・インフラを統合するSIPソリューション「Avaya Aura」を活用した例は、国内初となる。
Avaya Auraは日本アバイアが2009年3月に発表した最新のプラットフォーム製品群。SIPルーター「Avaya Aura Session Manager」を中心に、IP-PBX、アプリケーション、プレゼンス管理などのユニファイド・コミュニケーション機能モジュールで構成されている。SIPをベースにしているため、他社PBXおよびレガシー・システムを収容できることが特長。これにより、マルチベンダー、レガシー/IPが混在する企業ネットワークを統合し、一元的にダイヤルプランを管理することが可能。また、ベンダーや場所、固定/移動に依存せずにアプリケーションを共有し、迅速に展開できるため、顧客ニーズに対応したサービス提供が可能になる。
近年、複数拠点のコンタクトセンターを保有する企業においては、業務の負荷分散や運用コストの削減を目的として、コンタクトセンターの統合、管理の一元化を図る企業が多く見られるようになってきた。しかし、大規模コンタクトセンターを複数拠点持つ企業の中には、統合した際の影響・リスクを考慮するために、拠点ごとに分散したシステム運用に留まる企業もある。
CSKシステムズが運用する複数のコンタクトセンターシステムにおいても、異なるシステム間、拠点間の機能連携や最新・レガシーの混在による互換性、システムごとに存在する管理プロセスのような課題があった。
この課題の解決策を検討する中で、日本アバイアのAvaya Auraは、大規模・複数のコンタクトセンターのシステム基盤を統合し、利便性の向上、運用コストの削減などを行うソリューションとして最適と判断され、採用に至った。Avaya Auraによる統合で、CSKシステムズの持つ豊富なコンタクトセンター向けアプリケーションをより迅速に、より最適なコストで提供することが可能とる。


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