〔2016/6/23〕OKI、千葉興業銀行にチャネル連携システム「ChannelNavigator 2.0」を納入

 OKIは、千葉興業銀行にチャネル連携システム「ChannelNavigator 2.0(チャネルナビゲーター2.0)」(以下、CN2.0)を納入した。
 同行のCRMシステムとCN2.0が連携し、2016年6月に店舗内および店舗外ATMの合計約420台のATMの画面上に顧客の属性に応じた商品・サービス情報や顧客への注意喚起メッセージなどを表示するためのシステム構築が完了した。OKIはCN2.0の提供により、ATMなどのチャネルを利用したプロモーション活動を支援する。
 近年、金融機関の顧客接点は店舗に加えてATMやインターネットバンキングなど多様化している。これまで同行は店舗が主なセールス活動の場所であったが、多機能化によりお客様との接点が最も多くなったATMを活用したプロモーション活動強化のため、CN2.0の導入を決定した。これにより同行の顧客の属性に応じて、投資信託・定期預金などのキャンペーン情報や振り込め詐欺防止の注意喚起をATM画面に表示できるようになり、顧客利便性の向上および顧客サポート強化を実現した。また、既存のCRMシステムと連携し、本部や営業店の端末からプロモーション内容やプロモーションに対する顧客の反応を参照できるようになり、店頭での顧客応対時に顧客ニーズを確認した上で営業活動を行える。
 CN2.0は、2009年の発売以降、多数の金融機関で採用され、進化を続けてきた。ATM、コンタクトセンターシステム、インターネットなど、金融機関のチャネルとCRMシステムが連携して、チャネルを通じた情報収集からセールスアプローチまでマーケティング活動を支援する。パッケージベースの商品であり、導入にあたっては金融機関の勘定系システムへの影響は最小限に抑えられるため、早期の利用が可能。また、ATMに表示する情報は金融機関側で準備できるため、タイムリーかつ容易に情報の更新が行える。


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