〔2009/9/17〕OKI、金融機関向けコンタクトセンターシステムを提供開始

 OKIは、金融機関向けに必要機能を完備したシステム一体型のコンタクトセンターシステ「PhoneDelighter(フォンディライター)」の販売を開始した。これまでOKIでは金融機関に対し、IPコンタクトセンターシステム「CTstage 5i」と金融機関向けに特化したシステムパッケージの販売を行ってきたが、このたびその納入実績の蓄積により得られた経験とノウハウを結集し、PhoneDelighterとして商品化した。
PhoneDelighterは、金融機関向けコンタクトセンターとして必要な機能を標準搭載し、ハードウェア・CTI基盤・業務アプリケーションのすべてを一体化したシステムとして提供することで、導入コストの低減と短期間での構築を実現した。さらに、弊社のマルチチャネルマーケティングシステム「ChannelNavigator 2.0」と組み合わせることにより、セールス強化のツールとしても活用が可能となる。
現在、既存のコンタクトセンターのシステム更改時期を迎えている多くの金融機関では、急激な経済環境の変化により、システム更改は迅速かつ低コストで実現したいという要望が高まっている。PhoneDelighterは、業務目的に合わせて必要な機能を適宜選択できるように、テレマーケティング業務機能、テレフォンバンキング業務機能、および営業店受電集中業務機能を完備し、CTI基盤として、国内No.1シェアの実績を持つOKIのコンタクトセンターシステム「CTstage 5i」を採用し、パッケージ化したもの。これらの機能を一体型のシステムとして提供することにより、導入コストの低減と短期間での構築を可能とする。
価格は、テレマーケティングシステムの場合で4000万円から。同社では、今後3年間で30システムの販売を目指す。


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