〔2016/9/7〕アドバンスト・メディアのコールセンター向け音声認識ソリューション、台湾大手の生命保険会社、新光人壽保險股份有限公司のコールセンター全席に繁体字版が採用

 アドバンスト・メディアは、2014年より本格的に中華圏に進出し、台湾のマーケットシェア約70%を誇る、コールセンターソリューション事業台湾最大手のGrandsys社と共同でビジネスを展開してきた。成長著しい中華圏の市場に向け、コールセンター向け音声認識ソリューション「AmiVoice Communication Suite2」の中国語版(繁体字・簡体字)を新たに開発した。
 AmiVoice Communication Suite2は、オペレーターと顧客との全会話をリアルタイムで文字化し、VOC分析や通話モニタリング、コンプライアンス対策など、さまざまな活用を可能にするソリューション。2009年11月の発売以来、日本国内で125社1万2000席以上に導入されている。
 この度、業務効率の向上とオペレーターの応対品質向上を目的に、台湾大手の生命保険会社、新光人寿保険のコールセンター全席にAmiVoice Communication Suite2が採用された。音声でのFAQ検索や、オペレーターの受け答えをスコアリングする通話品質評価機能の導入など、全文テキスト化による、音声活用・分析を行う。今回の採用は、これまでの同社の国内外での豊富な実績に加え、費用対効果・操作性・サポート体制などを総合的にご評価頂き、実現したもの。
 台湾のコールセンター市場は、年3~5%の成長(Grandsys調べ)を続ける一方で、人手不足が深刻化しており、積極的なIT活用に取り組む企業が増加している。コスト削減と顧客満足度の向上の双方に効果的であることから、今後コールセンター向けの音声認識ソリューションの需要が伸長すると見込んでいる。
 アドバンスト・メディアでは、まず金融機関やテレコム業界のコールセンターを中心に導入を展開し、5年後までに台湾にて100社の導入を目指す。


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