〔2009/10/30〕日本アバイア、業界初、仮想化技術を採用したIPテレフォニー・ソリューションを発表

 日本アバイアは、IPテレフォニーおよびCTIのプラットフォーム製品群を単一サーバ上で稼働させる中堅企業向けソリューション「Avaya Aura for Midsize Enterprises」を発表した。
同ソリューションは、仮想化技術をリアルタイムのコミュニケーション・システムに業界で初めて採用したプラットフォームAvaya Aura SystemPlatform上で動作する。複数のアプリケーションを1台のサーバ上で稼動させることによって、サーバ台数と運用コストを削減する。
Avaya Aura for Midsize Enterprises」は、今年3月に米国で発表した、企業のコミュニケーション・インフラの基盤となる新アーキテクチャ 「Avaya Aura」に基づくソリューション。近年、生産性向上や事業継続のためにユニファイド・コミュニケーションを導入する企業が増えているが、中堅企業においては複数のシステム導入や運用に際してのコスト負担、専門知識を有するスタッフの不足から導入が困難となっていた。Avaya Aura for Midsize Enterprisesは、これらの課題に対し、中堅企業がIPテレフォニーを容易に導入、管理、メンテナンスする機能を提供する。複数のサーバでアプリケーションを提供する際と同様の機能に加えて、Avaya Aura System Platform上の管理やメンテナンスなどのサービスアプリケーション、さらにDHCPサーバやHTTPサーバなどの機能も提供する。
アバイアは今後、既存のアプリケーションを順次、Avaya Aura System Platform上で動作するよう開発し、複数アプリケーションを組み合わせ、単一サーバソリューションとして提供する。これにより、企業はコストを抑えながらニーズに合ったアプリケーションを容易に導入することが可能になる。


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