〔2010/7/26〕TISとインテック、SaaS型着信管理サービス「Callノート」を提供開始

 ITホールディングスグループ(以下、ITHDグループ)のTISとインテックは、ITHDグループが推進する「クラウドテレフォニー」事業の第1弾サービスとしてSaaS型着信管理サービス「callノート」を8月2日より共同で提供開始することを発表した。
ITHDグループでは、新規事業として、電話機・電話網の「音声」とWebの統合による高度な音声コミュニケーションをクラウドサービスとして提供する「クラウドテレフォニー」事業を展開している。
今回、発表するSaaS型着信管理サービス「Callノート」は、コールセンターなどにかかってきた顧客の電話に対し、その着信電話番号からどの媒体をみて電話をかけてきたかを瞬時に確認できる仕組みをSaaSで提供するもの。サービスを活用することで、コールセンターは顧客に合わせたきめ細やかな対応が可能となる。また着信ログにより、情報掲載において有効な媒体を検証できるなど、顧客対応やマーケティングに活用できるサービス。Callノートのシステムでは、ベーシックな電話転送機能をスケーラブルかつ安定的に提供するための電話基盤を備えている。Callノートのユーザー企業は、この電話基盤により同時に1000回線以上の大規模な電話利用が可能となる。また、即時利用可能な仮想電話番号をリアルタイムに作成できるため、ユーザー企業は利用したい量の電話番号を瞬時に取得することが可能。さらに、Callノートの一連の機能は、簡易なAPIで提供しているため、ユーザー企業は自社の業務システムとのシームレスな連携が可能となる。


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