〔2025/7/10〕AI Shift、ヘアカラー専門店fufuが「AI Messenger Voicebot」の導入により、電話応対の自動化を実現
ヘアカラー専門店fufu(フフ)を運営するFast Beauty(本社:東京都港区、高橋賢社長)は、AIエージェントを提供するAI Shift(本社:東京都渋谷区、米山結人社長)が提供するコールセンター向けAIエージェント「AI Messenger Voicebot」を北國銀行およびCCイノベーションの支援の元、7月より一部店舗での運用を開始することを発表した。
Fast Beautyは、「プロのヘアカラーを、もっと手軽に。」「キレイな髪で、毎日をにこやかに。」をコンセプトに、国内外で140店舗以上のヘアカラー専門店fufuを運営している。累計530万人を超える顧客にプロによる高品質な施術をリーズナブルな価格で提供し続け、多くの顧客の支持を得てきた。
一方で、全国のfufuには月間約17,000件の電話問い合わせがあり、来店中の顧客への対応を優先していることなどから、店舗で即時に電話対応ができないケースもあった。その結果、電話が繋がらない「あふれ呼」が発生し、既存の顧客の満足度低下や、新規来店機会の逸失といった課題に直面していた。
こうした状況を受け、同社では自社コールセンターの設立やBPOの活用など複数の選択肢を検討した結果、AIを活用した電話応対の自動化を可能にするAI Messenger Voicebotの導入を決定した。本取り組みでは、コールセンター向けのAIエージェントとして大幅にリニューアルしたAI Messenger Voicebotを活用する。
同システムの導入により、「お客様をお待たせしない」という体験価値の向上に加え、新規予約・変更・キャンセルといった予約業務の自動化を実現し、電話応対にかかる業務負荷およびコストの大幅な削減にもつながっている。
店舗スタッフが応対できなかった「あふれ呼」を、AI Messenger Voicebotが自動応答することで顧客を待たせする事なく、漏れなく対応できるようになった。これにより、顧客はシンプルかつストレスなく、スムーズに予約手続きを完了できるようになる。
予約システムおよび顧客管理システムとAI Messenger Voicebotが自動連携することで、電話口でのリアルタイムな新規予約などの応対を実現した。また、同取り組みで活用するリニューアルされたAI Messenger Voicebotは日程調整や予約の詳細情報など、これまで複数回のやり取りが必要だった電話応対がスムーズかつ効率的に完結できるようになった。
AI Messenger Voicebotの管理画面上には、過去の会話内容が対話形式で記録される。これにより、店舗スタッフはVoicebotと顧客とのやり取りを一目で確認することができ、スムーズな対応につながる。
今回の導入は、「お客様をお待たせしない」という体験価値の向上にとどまらず、これまで対応しきれていなかった電話からの新規予約を獲得することで、年間5,000万円以上の機会損失を防ぐ効果も見込まれている。
7月より一部店舗での運用を開始し、効果検証後に全店舗への展開を予定している。また、予約応対に加え、今後は顧客からの問い合わせ内容に合わせた柔軟な応対など、より高度な機能の追加も検討している。
同社では、人とAIによる協働の実現を目指し、引き続き各種プロセスの自動化範囲を広げ、人にしか対応できない付加価値の高い業務にスタッフが集中できる環境を構築していく。これにより、さらなる顧客の体験価値向上と業務効率化の両立の実現を目指す。