〔2026/4/1〕トゥモロー・ネット、AI事業を分社化し「CAT.AI」を設立

 トゥモロー・ネット(本社:東京都品川区、李昌珍社長)は、AIエージェント市場の急拡大および技術進化に対応するため、自社AIサービス「CAT.AI(キャットエーアイ)」を分社化し、2026年4月1日付で「CAT.AI」を設立した。代表取締役には、トゥモロー・ネット代表取締役社長の李昌珍と、同社取締役副社長兼COOの松浦淳が就任し、共同代表体制のもと、グループ連携を強化しながら事業成長を牽引していく。
 「CAT.AI」は、2022年3月にトゥモロー・ネットのAIサービスとしてローンチしたAIコミュニケーションプラットフォーム。ボイスボットおよびチャットボットを統合したマルチAIエージェント基盤として、企業の顧客対応や業務プロセスの高度化を支援している。4年間にわたり、多くのエンタープライズ企業を中心に業務革新を支え、高度な技術検証と着実な導入実績を積み重ねてきた。
 現在、AI業界はVoiceLLM(音声言語モデル)やマルチAIエージェントの本格普及期に突入している。また、BPOとAIの融合が再定義され、技術トレンドのサイクルも加速している。こうした市場環境の変化に即応するため、CAT.AI事業を分社化し、経営判断の迅速化と事業基盤の強化を図る。
 CAT.AIは、分社化により、以下の取り組みを推進する。
•経営判断の高速化:独立した法人とすることで、変化の激しいAI市場に即応できるスピード感を持った経営体制を構築する。
•投資・アライアンス戦略の柔軟化:投資やパートナーシップの柔軟性を高め、将来的なIPOや資本政策の選択肢を確保することで、事業成長を加速させる。
•専門組織の強化と拡張:営業、カスタマーサクセス、開発、プロダクト企画などの各役割を高度化し、成長フェーズに最適な組織体制を構築する。
•挑戦機会の創出:経営との距離を近くし、成果連動型の評価体制へ進化させることで、プロフェッショナルな人材が最大限に力を発揮できる環境を整える。
 CAT.AIは、以下の3つの成長フェーズを通じて、グローバル展開も視野に入れた持続的な成長を目指す。
 2022年からの4年間を「Phase 1:立ち上げ期」とし、プロダクトの基礎確立とエンタープライズ領域における実績創出、および技術検証に注力してきた。
 今回の設立をもって移行する「Phase 2:スケール期」では、法人化による体制強化を基盤として組織の拡充を進める。自社プロダクトの強化のみならず、パートナーシップを通じたエコシステムの構築を推進し、市場シェアの拡大を目指す。
 「Phase 3:スタンダード化」においては、マルチAIエージェント分野における業界標準となるポジションの確立を目指す。日本国内での成功モデルを軸に、将来的な海外展開を見据えたグローバルな事業成長を推進する。


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