〔2013/2/28〕リンク、ウィルコムのPHS 端末のみで日本中が内線環境になるクラウドサービスを提供開始

 リンク( 本社:東京都港区、岡田元治社長)は、ウィルコムのPHSを内線端末として利用することができるクラウド型FMC サービス「ウィルコム版BIZTELビズテルモバイル」の提供を3月1日より開始すると発表した。
 携帯電話端末を企業の内線として利用できるFMC サービスは、その利便性で多くの企業から関心を寄せられているものの、導入企業数はそれほど多くないといわれている。FMC サービスの多くは携帯電話網と固定電話網を接続するためのPBXを社内に導入する必要があり、特にFMC に対応したPBX は高額なため、導入費用が普及の障害となっている。BIZTEL モバイルは、PBX のクラウド化によりFMC サービスの大幅な低コスト化を実現するサービス。2010 年8 月に提供を開始し、中小企業を中心に多数の導入実績がある。モバイル端末のみで利用できるため、導入時の設備や電話回線の工事はもちろん、導入後のメンテナンスも必要ないため、導入から保守・運用まで、コストがトータルで削減できる。申込から最短8営業日で利用開始できる点も大きな特長。機能面では、代表番号での発着信や内線通話・転送など、ビジネスフォンに必要な機能をすべて備えているため、内線電話の完全な代替として活用できる。
 サービス料金は、初期費用が6万3000円、端末サービス料金1050円/端末、月間利用料が3万1500円、端末サービス料金945円/端末。別途ウィルコム回線の契約・端末の購入が必要。


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