〔2009/10/2〕NTTソフトウェアとベルシステム24、コールセンターの待ち呼見える化ソリューションを販売開始

 NTTソフトウェアとベルシステム24は、コールセンター待ち呼見える化ソリューション「CTBASE/SignalPro」の販売を開始した。本ソリューションにより、企業内コールセンターでオペレーターの応対待ちとなっている顧客(待ち呼)の状況をパトランプ点灯により視覚的に瞬時に知ることができる。これにより、管理者の迅速な対処が可能な応対品質の高いコールセンターを低価格かつ短期間で実現可能。
近年、多くの企業では、顧客への直接コンタクトの窓口であるコールセンターの設立・運営を積極的に推進し、応対品質の向上を目指している。この応対品質の指標の1つである応答率の低下は、突発的なイベントなどによりコールセンターへの電話が集中した場合に発生する“待ち呼”により引き起こされる。そのため、オペレーターの増員など、待ち呼を減らすためのアクションを、管理者が迅速に実施することが非常に重要となる。
これまでの待ち呼数の把握方法は、コールセンターの管理者がPBXに付随する統計装置を確認するか、コールセンターに設置した大型ディスプレイの表示を確認することが一般的であった。しかし、1秒でも早い対応を求められるコールセンター業務の特性上、これらの方法では対応が後手にまわることがあった。
今回、販売開始するCTBASE/SignalProは、コールセンターのCTIシステム構築において3000ライセンス以上の豊富な実績を持つ「CTBASE」の技術を活用し、AVAYA社製PBXとパトライト社製パトランプの連携を実現した。待ち呼が発生した場合には、予め設定した条件で、その事実を「瞬時」に、「光で視覚的」に知ることができる。
価格は、新規導入ライセンス(パトランプ4本付属)が98万円、追加導入ライセンス(パトランプ1本付属)が15万円。ハードウェア、導入費(製品環境構築費、利用トレーニング費など)は別途、製品保守料金が年間12万円(新規導入ライセンス1セットのみの場合)。両社では、今後3年間で、5000万円の売上を目指すという。


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