〔2016/8/25〕インテックの金融機関向けCRMサービスとパスコの地図情報サービスが連携

 インテックとパスコは、インテックの金融機関向け渉外業務を支援するクラウド型CRMサービス「F³(エフキューブ)クラウドCRM」とパスコのクラウド型地図情報サービスを連携し、「F³クラウドCRM」のオプション機能として「地図情報サービス」の提供を2016年10月より開始すると発表した。
 銀行業界では、業界の再編成(合併やホールディングス化による経営統合、業務提携)やマイナス金利の影響などから、これまで以上に事業の選択と集中が迫られており、組織運営の改善と収益力アップが急務となっている。そうしたなかで、顧客の囲い込み強化や新規顧客開拓を目的とした営業活動の効率化や情報の集約化の実現は、早期の対応が求められている。
 そこで、インテックでは、業界を取り巻く環境や経営課題解決のためのITの戦略的活用に応え、F³クラウドCRMにパスコのクラウド型地図情報サービスを連携しF³クラウドCRMのオプション機能として地図情報サービスを提供する。CRMに蓄積・管理された顧客情報を地図上に可視化し、効率的な訪問活動を支援するほか、タブレットでの活用により「ついで訪問」を促進する。
 パスコは、地図ソリューションの構築実績を活かし、地図表示する情報の色、形、大きさ、縮尺などの最適な表現方法とともに、顧客情報を活用した空間分析などの各種サービスを提供する。今回のF³クラウドCRMとの連携により、銀行業界での空間情報活用を推進する。
 本サービスは、すでにファーストユーザーとして、北越銀行への導入が決定しており、2016年上期中に全84店での運用開始を予定している。


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