〔2009/10/8〕アイ・ティ・アール、CRM・ECサイト構築管理・FAQ作成管理製品の国内市場調査結果を発表

 アイ・ティ・アールは、国内のCRM、ECサイト構築管理、およびFAQ作成管理製品を対象に国内50ベンダーを網羅した調査を行い、市場規模および動向分析をまとめ「ITR Market View:CRM市場2009」として発行した。
2008年度のCRM市場の国内出荷金額は、214億4000万円、前年比9.6%と堅調な伸びとなった。同市場をコンタクトセンター、SFA/SFE、マーケティング、フィールドサービスの4つの適用分野別に見ると、これまで市場を牽引してきたコンタクトセンター分野の2008年度出荷金額は前年比4.2%増にとどまる一方で、マーケティング分野が同18.3%増と高い伸びを示している。マーケティング分野はメール送信、メール処理、マーケティング管理の3つに細分化しており、このうちマーケティング管理が2008年度の前年比での伸び率が最も高く、23.9%増の高成長を記録している。マーケティング活動の効率化と効果測定強化に対するニーズは着実に高まっており、2009年度も高い伸びを維持すると見ている。2008年度から2013年度にかけての年平均成長率(CAGR)では、CRM市場全体は7.8%と堅調ながら、マーケティング管理分野の市場は12.5%の伸びを示すと予測している。


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