〔2016/9/27〕CAC、製薬企業と医療従事者をつなぐ双方向コミュニケーションサービスを提供開始

 シーエーシー(本社:東京都中央区、酒匂明彦社長、以下、CAC)は、製薬企業と医療従事者の双方向コミュニケーションサービスを開発し、提供を開始した。
 本サービスは、サービス登録時に製薬企業が所持するユーザー情報と照合し、医療従事者の認証を行った上でメッセージを受信し、製薬企業コンタクトセンタースタッフが回答する機能や、メッセージ内の問い合わせやリクエストをインシデントとして管理する機能(インバウンド機能)などを備えている。また、医療従事者宛のテキストメッセージ/リッチメッセージの作成やリッチコンテンツの管理、メッセージの管理機能(アウトバウンド機能)も備えている。コミュニケーションツールとしてはLINEを採用している。
 本サービスは、LINE ビジネスコネクトの開発パートナーであり、ネットイヤーグループの関係会社であるトライバルメディアハウス(本社:東京都中央区、池田紀行社長)と連携し開発した。同社のソーシャルメディア統合管理ツール「エンゲージマネージャー」と、セールスフォース・ドットコムの提供するクラウド型カスタマーサービス支援システム「Salesforce Service Cloud」を組み合わせることにより、双方向コミュニケーションサービスを促進する仕組みを実現している。LINEとService Cloudとの連携は、エンゲージマネージャーにより実装した。
 製薬企業は、医療従事者との双方向のコミュニケーション機能と高いリーチ力を有する新たなOne to Oneチャネルの確立を課題としており、本サービスはそれに応えるもの。
 CACは、医師、看護師、薬剤師など医療従事者にタイムリーな情報を提供する新たなサービスについてネットイヤーグループおよびトライバルメディアハウスと検討を重ね、本サービスを開発した。CACは今後、本サービスの製薬各社への提案を進める。


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