〔2009/10/16〕シンコム・システムズ・ジャパン、自治体向け「パンデミック対応業務支援ソリューション」を提供開始

 シンコム・システムズ・ジャパンは、自治体を対象とした「パンデミック対応業務支援ソリューション」の提供を開始した。
各自治体における新型インフルエンザへの対応などパンデミック対策として、相談窓口の設置や保健所による対応が実施されている。現場スタッフは住民への適確な対応が求められる中で、通常業務と並行して対応業務を行っているケースが多く、流行による感染者の急増など今後の状況によって現場への大きな負荷が懸念されている。一方運営管理者には状況の変化に応じた業務変更や拡張に柔軟に対処するだけでなく、相談状況など各種情報を迅速に収集し、共有および分析できる仕組みの構築が求められている。
シンコム・システムズ・ジャパンは、対応に必要な基本業務プロセスをコンタクトセンター向け応対支援ツール「Intelligent Customer Scripting(以下、ICS)」およびCRMシステム「シンクロニー」に反映させたソリューションを提供し、自治体が(1)現場における対応業務の効率化・標準化 、(2)関係組織間における横断的な情報共有を速やかに実現し、パンデミックについて住民へより適確な情報・サービスを提供できるよう支援する。拡張性も同ソリューションの特長の1つで、自治体により異なる業務プロセス、新設組織や医療機関など外部との情報共有といった要件にも柔軟に対応することができる。予算など各自治体の要件に応じて、オンプレミス(自社導入)もしくはASP/SaaSなどのさまざまな導入オプションも用意。この他にも対応業務の外部委託を検討している自治体に対して、パートナーコンタクトセンターとの協業による提案など一括して要望に応えすることも可能。


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