〔2009/10/21〕野村総合研究所、「TRUE TELLER 顧客の声ポータル Express Edition」販売開始
野村総合研究所は、中・小規模ユーザー向けに、低コスト・短期間で導入可能な顧客の声を全社で活用するためのシステム「TRUE TELLER 顧客の声ポータル Express Edition」を10月30日から販売開始する。
昨今、消費者の商品・サービスに対する品質や信頼への意識が高まり、消費者からのニーズの多様化が進む中で、多くの企業でコールセンターなどを設置し、顧客の声を積極的に収集し、商品企画部門やマーケティング部門へフィードバックする取り組みが増えている。
そうしたなか、大企業が導入している顧客の声を全社で活用して分析・共有するシステムを機能は変えずに低コストで、かつ短期間で導入したいという中小規模の企業や組織も少なくない。このような期待に応えるため、同社では、「TRUE TELLER 顧客の声ポータル」の新たなラインナップとして、TRUE TELLER 顧客の声ポータル Express Editionを発売する。TRUE TELLER 顧客の声ポータル Express Editionは顧客の声を全社で共有し活用するシステム。コールセンターやアンケートなどによって集めた顧客の声を、テキストマイニング機能によって自動的に分類・集計し、最新の顧客の声情報を、経営層をはじめ、事業部や品質管理部門など、関連部署に情報を自動的に共有することが可能。これまでに、大手都市銀行やクレジットカード、生損保、通販、家電メーカー、食品メーカーなど多くの企業で採用されている。
TRUE TELLER 顧客の声ポータル Express Editionは、中・小規模ユーザー向けとして、同時ログイン数や対象データ数に制限を持たせたものだが、TRUE TELLER 顧客の声ポータルと同じ機能を実現している。中小規模の企業や組織のニーズに合わせて、低コスト・短期間で導入することが可能。
TRUE TELLER 顧客の声ポータル Express Editionの価格は900万円から。10ユーザーまでログインして利用することが可能。扱えるデータベースは1種類までのため、取扱い商品カテゴリーの少ない専門商社や、コールセンターの拠点が1箇所の企業や組織などでの導入に有効。