〔2016/11/30〕りらいあコミュニケーションズ、IBM Watsonを活用した対話型システム 「バーチャルエージェント」のトライアル運用を開始
りらいあコミュニケーションズは、日本IBMとソフトバンクが提供するIBM Watson日本語版を活用した対話システム「バーチャルエージェント」のトライアル運用を開始した。
りらいあコミュニケーションズでは、顧客に自動で回答を返す対話型システム「バーチャルエージェント」を 2012年より提供している。既に導入した企業では、Web からの問い合わせを50%削減するなどコ ンタクトセンターの大幅な省力化を実現しており、多くのWebサイト、スマートフォンサイトに導入実績がある。また、テクノロジーを活用した新たな顧客対応サービスの開発への取り組みの一環として、顧客対 応における機械学習型サービスモデルの開発推進を目的に IBM Watsonエコシステムプログラムに参加している。
今回のトライアルでは、バーチャルエージェントにIBM Watsonを活用し、機械学習による自動化の効果を検証する。また、IBM Watsonの機械学習を効率的に運用するために、当社が独自で開発した構築・運用プラットフォームを利用している。これによりバーチャルエージェントの導入期間短縮、開 発・運用コストの低減を図っていく。
今回のトライアル運用にご参加いただく企業、および当社内のさまざまな業務で実地検証を進めており、 2017年春に商用サービスの開始を予定している。