〔2017/3/1〕福助、インバウンド需要や中国での市場開拓に向けた消費者動向分析に、オラクルのクラウドを活用
日本オラクルは、福助(本社:東京都渋谷区、田坂寛社長)が、消費者の声を直接収集・分析し、製品企画や販売戦略に役立てる目的で、ソーシャル・メディア管理のクラウド「Oracle Social Cloud」を利用開始したことを発表した。
福助は、1882年に足袋製造・卸売事業を創業、現在は、「満足」などに代表されるストッキングや靴下などの卸売を中心に事業を展開している。従来、百貨店やECサイト事業者から得られる消費者動向や、調査機関を利用した市場調査結果から情報を収集していたが、情報収集とその報告に相当程度の時間を有するケースもあった。この課題を解決する目的で、消費者の嗜好を適宜に把握することが求められていた。
今回の導入では、Oracle Social Cloudを活用して、製品比較サイトやソーシャル・メディア上の投稿から消費者の反応や生の声を収集するだけでなく、他社のキャンペーン動向の把握、中国での消費者動向を調査・分析することに活用していくという。