〔2017/3/28〕ニューロネット、スマホでエージェント側着信も可能なコールセンター「Moshi Moshi Interactive」ver 3.1を発表

 ニューロネット(本社:東京都町田市、前川博文社長)は、同社の人気製品のひとつである映像型WebRTCコンタクトセンター「Moshi Moshi Interactive」の新バージョン3.1をリリースすることを発表した。
 Moshi Moshi Interactiveは、ビデオチャットを通じて顧客とリアルタイムの会話が可能な映像型クラウドコンタクトセンターソリューション。音声のみで顔が見えないコールセンター界の常識を180度覆す画期的な製品で、音声通話に加えて映像と文字チャットでのコミュニケーションが可能。顧客とエージェントがお互いの顔を見ながら通話できるため、会話内容の理解度や企業に対する信頼度がぐっと高まる。
 通常のカスタマーサポートは、顧客が企業のWebサイトを開いてコールセンターの連絡先を調べ、自ら電話をかけるかメールや問い合わせフォームで連絡するという手段が主流であった。その点、Moshi Moshi Interactiveなら顧客は「Webページのボタンを押すだけ」で直接コールセンターに連絡することができ、迅速なサービス享受が可能となる。
 従来のコールセンターシステムはPC端末でエージェント作業を行うことが一般的であった。今回のMoshi Moshi Interactive ver 3.1では、スマートフォンやタブレットなどの携帯端末でのエージェント作業を実現。これにより、オフィス在席よりも外出時間が多くなりがちなセールスマン、フィールドエンジニア、あるいは小規模商店の方々なども、携帯しているスマホやタブレット端末でコールを受け、それぞれの現場で対応することが可能となる。そのため、これまで上記のような理由でコールセンター導入を諦めていた顧客も最新式のシステムを導入できる。
 これまでマネージャー席の映像音声系機能と一体で提供していたCTI管理機能(応対履歴管理、エージェント管理、能力管理、コールフロー管理、CTI環境設定など)を映像音声系機能と分離し、標準価格での提供を開始する。これにより安価にCTI管理機能を使うことができるようになるとともに、導入・運用コストの削減が図れる。
 また、これまで利用デバイス毎に設定されていた価格体系を見直し、PC、タブレット、スマートフォンなどの端末が同一料金内で自由に使えるようコースと価格体系を見直した。具体的にはコース立てを、VIDEO、VOICE、TEXT、FREEの利用メディアによるものとし、その他の細々とした機能提供はオプションとした。


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