〔2017/4/25〕アクティブコア、AI/機械学習・ディープラーニングで「購買・CVしそうな顧客」を予測、自動でセグメントする新機能を開発

 アクティブコア(本社:東京都港区、山田賢治社長)は、マーケティングクラウドソリューション「activecore marketing cloud」に、機械学習・ディープラーニングの技術を活用し、購買が見込まれる顧客を予測、自動抽出しセグメントを行う新機能を開発したと発表した。本機能は、2017年5月末より提供開始の予定。
 これまで顧客を抽出しセグメントを作成する場合、マーケティング担当者が購買につながるターゲット顧客を選び出すため、例えば「購入してから30日経過している人」など、抽出条件を手動で設定していた。
 しかし今回の新機能では、機械学習・ディープラーニングの技術により、自動的に購買につながる特徴を学習し、購買しそうな顧客をセグメントとして抽出することが可能となった。
 自動セグメント作成においては、まず購入履歴や利用頻度、性別や年代などの属性情報、Web行動履歴などのデータから、購買につながる特徴を自動学習し、学習モデルを作成する。そのモデルを用い、購入確率が高いと予測される顧客をセグメントとして自動で抽出する。選ばれた顧客に対し、レコメンドやメールといった適切なアクションを最適なチャネルを用いながら、マーケティングオートメーションで自動実行する。
 また学習を重ねることで、抽出されるセグメントの精度は向上する。最適なセグメントに、最適なチャネルでアプローチする一連のマーケティングアプローチをすべて自動で実現することが可能。
 これにより顧客の購買意欲を促進し購買率を向上させるだけでなく、より収益を生み出す顧客へのアプローチが効率的に実現しやすくなる。 またマーケティング担当者がこれまで行ってきたセグメント作成の煩雑な作業は、自動抽出が実現することで不要になる。これにより、マーケティング担当者は単純作業や繰り返し作業が削減され、業務の負荷軽減が期待できる。 


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