〔2017/6/5〕トランスコスモス、グローバル電子取引プラットフォームのトレードシフトと協業に向け合意

 トランスコスモスとグローバル電子取引プラットフォーム「Tradeshift」を提供するトレードシフトジャパン(本社:東京都渋谷区、大久保紀章社長)は、2017年6月5日に協業に向け合意した。高い付加価値を提供するサービスの企画、マーケティング活動および販売活動を実施していく。今回の協業により、トランスコスモスが提供しているBPOサービスにトレードシフトの電子取引プラットフォームを組み合わせ、間接業務のデジタル化を推進し、取引の即時性やペーパーレス化を支援する。
 昨今の電子帳簿保存法施行規則改正による電子保存の要件緩和に伴い、企業の事業活動における文書の電子化(紙文書をスキャンして画像データとして保存)はさらに進むことが予想される。一方、企業間取引において紙やFAXなどを一切使わずリアルタイムにデータで取引を行う電子取引が世界的なトレンドとなっており、日本政府も「攻めのIT活用指針」の1つの施策として電子取引を推奨している。また近年ICTを活用した場所にとらわれない柔軟な働き方としてテレワークの推進に取り組む企業が増加しており、社員の多様な働き方を容認し生活を魅力あるものにすることで働くモチベーションを上げ、企業の競争優位性を築く取り組みが注目されている。
 トランスコスモスでは企業の受注業務、請求業務、支払業務などさまざまな間接業務を最適化するバックオフィスサービスを提供しており、これらのサービスにTradeshiftを組み込むことで、企業の電子取引へのスムーズな移行を実現し、取引業務のペーパーレス化と処理の自動化、場所を選ばずオンラインで文書管理や承認業務を行うIT基盤の整備を可能にする。さらに、電子取引に移行するまでの間は取引先から届いた紙文書をスキャンし電子保存するオプションも利用可能。


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