〔2017/6/21〕ALBERT、渋谷区のOne to One子育て支援サービスで人工知能(AI)とLINEを連係した自動応答サービスの実証試験を開始

 ALBERT(本社:東京都新宿区、上村崇社長)は、渋谷区が提供するLINEを活用したOne to Oneの子育て支援サービスに、新たなコミュニケーションツールとしてチャットボット型接客ツール「Proactive AI」を2017年7月末を目処に提供を開始すると発表した。
 渋谷区は「子育て日本一」の自治体として、渋谷区の子育て支援施策の基本理念「産みやすく、育てやすく、預けやすい まち 渋谷」の実現に向け、子ども・子育て支援施策の推進を図っている。保育園の入所待機児童解消、幼児教育と保育を一体的に行なう幼保一元化施設の整備、特別支援教育の充実、中高生世代の支援など、子育て家庭を取り巻く様々なニーズに適切に対応していくため、これまで幅広い支援施策を推進してきた。
 2017年2月15日からは「子ども・子育て支援施策」を推進する施策の1つとして、LINE公式アカウントを開設し、子どもの年齢や居住地域に合わせて、妊産婦や子育て世代に向けた子育てに関するさまざまな情報をOne to Oneコミュニケーションで提供できる仕組みを展開している。
 この度渋谷区ではOne to Oneコミュニケーションの強化による利便性の向上を目的として、AIを活用した自動応答サービスの実証試験を2017年7月末頃より開始する。
 ALBERTはLINE上で利用できるチャットボット型接客ツール「Proactive AI」を提供し、子育てに関する個々のお問い合わせに応じてリアルタイムに回答できる自動応答サービスの実現に向けた検証を行う。
 Proactive AIは、自然言語でのお問い合わせ自動応答や商品検索機能を搭載したチャットボット型の接客ツール。今回の渋谷区との取り組みではLINEビジネスコネクトパートナーが提供するメッセージ管理ソリューションと連係し、LINEビジネスコネクトからのユーザーの問い合わせに自動で応答する。
 今後は、回答できる内容を充実させるとともに、子育て分野以外でもAIを活用したOne to Oneコミュニケーションを拡大していく予定。


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