〔2017/7/18〕コミュニケーションビジネスアヴェニュー、PCI DSS に準拠した運用が可能な全通話録音システムを10月から販売開始

 コミュニケーションビジネスアヴェニュー (本社:神奈川県横須賀市、柴山浩社長、以下CBA)は、従来より販売していた自社の全通話録音システム「VoIPTrek」をPCI DSSに準拠した運営が可能な仕様にバージョンアップさせた「VoIPTrek 2」として10月より販売すると発表した。
 PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)は、クレジットカード情報および取り引き情報を保護するために2004年12月、JCB・American Express・Discover・マスターカード・VISAの国際ペイメントブランド5社が共同で策定した、クレジット業界におけるグローバルセキュリティ基準。
 経済産業省が主導する「クレジット取引セキュリティ対策協議会」が2017年3月に発表した「実行計画2017」に基づいて、カード会員情報を格納、処理、又は伝送するすべてのメンバー機関、加盟店、サービスプロバイダはPCI DSS準拠を期限までに進めていく必要があり、コールセンター業務もこれに含まれる。
 VoIPTrek2は主にAsterisk系IP-PBXに対応、録音ファイルの暗号化、操作履歴の閲覧機能とその管理機能実装、デスクトップツールからの手動による録音停止・再開の方法で、コールセンターを運営する事業者がPCI DSSに準拠した運営をサポートする。


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