〔2017/8/25〕ALBERT、テクノプロとデータサイエンティスト派遣事業で協業

 ALBERT(本社:東京都新宿区、上村崇社長)は、国内最大規模の技術系人材サービス企業であるテクノプロ(本社:東京都港区、西尾保示社長)と、データサイエンティスト派遣事業で協業し、テクノプロおよびALBERTのクライアントに対し共同でデータ分析サービスの提供を行うことで合意した。
 現在、企業における人工知能や機械学習に関連した研究開発活動の活発化を背景に、同領域において欠かすことのできない存在であるデータアナリティクスのスキルを備えた専門人材を求める声が数多く寄せられている。
 このような状況をふまえ、テクノプロとALBERTは、ALBERTが保有する人工知能・機械学習を中心とした先端のデータ分析技術・コンサルティングノウハウを、テクノプロが抱えるソフトウェア技術者のうち適性をもつ人材に教育・育成した上で、テクノプロ・グループが持つ1,800社に及ぶ自動車、電機電子、インフラなどの製造業を中心とした取引先に対しサービスの共同提供を行う。
 育成にあたっては、ALBERTが独自に開発したデータサイエンティスト養成プログラム<プロフェッショナル>を利用することで、比較的短期間で高度な分析技術の移植を行う。また、サービスの共同提供の初期段階においては、ALBERTのデータサイエンティストが分析要件定義やプロジェクトマネジメントを担当し、テクノプロの技術者が実際の分析業務を担うことで、数多くの企業に対し並行してクオリティの高い分析サービスの提供を可能にする。
 拡大を続ける国内ビッグデータ分析の市場において、データアナリストやデータサイエンティスト不足への対応は喫緊の課題となっている。テクノプロとALBERTは今後、テクノプロの技術者を100名規模でデータアナリスト、データサイエンティストに育成することで、増加が見込まれるアナリティクス関連の技術領域において高品質なサービスを提供することを計画している。将来的には、中途採用と育成事業の推進により、1000名規模の技術者によるサービス供給体制を確立する予定。


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